いつの頃からか、空の青が滲んで見えるようになった。 初めは空が滲んでいるように感じたけれど、それが自分の目の方に問題を抱えているとは思いもしなかった。脳がかつての空の色を補正してくれるけれど、それは偽りの記憶さ。 私が私について私を説明でき…

削ぎ落とした先の極致に至宝の美を見い出したのがかつての日本人だとしたら、物欲に塗れ切った我々にとって美は遥かに遠い。心臓の鼓動回数は、ほぼ全ての生物で決まっているのだろう？確か…。 …ってことは、さ。我々みな、カウントダウンし続けているのだろ…

日常の中で必要な時に必要なメッセージの存在を認識する人達が居るらしいけれど、それって、必要に対する注視力の高まりが必要としているものを認知しているに過ぎない…というような事は、言わない方が懸命なのかな？受け流すことの出来ない器に、誤って注い…

赤き糸が人と繋がるなら、この黒き糸は何と繋がる？体の寿命が来れば、それは死。心の寿命が来ると、それも死。 そう思っていたけれど、案外「死」とは違うのかも知れないな。臨死が死でないように、臨生もまた生ではない。生よりも死について考えることが多…

ただ今、空ろな出来事、払拭中。 〜〜4月9日の呟きより