思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

最小のマーケティング戦略

「食うのに困らない程度の稼ぎ」と、「己の身の丈を考えられる」なら、都会における何百位よりも田舎の一番!

企業規模にもよるが、業界全体でのシェアよりも、地域市場における占有率を高めた方が、生き残り易い。

特に起業したばかりの頃は、経営者が見ている道と、実際に進んでいる道のギャップに、先行きが見えなく感じる事もあるだろう。
動き始めた事業の方向を変えるのは、企業規模に関係なく難しい。


時に、事業計画は、営業畑出身の経営者が描くと拡大傾向が強く、技術畑はカツカツだったりする。
一般的に、見栄えが良いのは前者だが、後者だって、決して間違いではない。

肝心なのは、支援する側が、経営者のバックボーンまで見極めた上で、事業戦略を見ているか、どうか、だ。


勿論、支援を求めず、自らを信じて起業する方も居るだろう。
それでも、何処をどのようにして攻略するのか、数年後のポジションは、どの辺りに位置付けているのか。

特に、トラブルだらけの現場に対する火消し役が得意だった人は、「走り始めてから軌道修正かければ良い」なんて、考えない方が無難だ。
トラブル対応は走りながら考えなくてはならないが、事業戦略は走る前に考える事。

起業前に十分過ぎるほど考えておかないと、数年後に気づてみれば「あとの祭り」って事になりかねない。僕のようにね(苦笑)。