2012-11-28 やっつここのつみっつ ことばアソビ 肉体の苦痛は好まぬが、生きる苦痛に比べたら死は恐怖に値しない。 ただ、日々を義務感で過ごしているから、心の在り様を忘れたのか。 そもそも、心の在り様が無いから、義務感で生きているやも知れず。新月の夜だけが、血臭染み付いた心の開放を知り。 メビウスの環は戸惑う時間を嘲り、朗らかに嗤ふ。 月の凪に産まれし子の泣き声、喘ぎに変わる刹那。 数多の種が終焉に唸る大地、風の吐息、省みる我。