思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

効能書き

毒は毒なりに使いようがある。
舌も同じだろう?

柔らかい言葉を書き連ねるのは性分じゃない。大体において軟らか過ぎる気がするのは、気の迷いか?

取るに足らない些細な言葉を、鋭利な刃物に変える方法を、誰か知らないか?

昔、話し言葉は大気に溶け、書き言葉は時を跨いだ。
今、記す言葉は、場を越える。
未だ超えられないのは、心の壁か?

もしも今、そう2015年を十代の僕が生きていたら、時代の空気をどう捉えるだろうか。重いのか、軽いのか、ねちっこいのか、さらさらなのか?それとも他の何かか?
人は皆、同じ時間に生きていないのだから、感じる空気感も、人それぞれ。

嗚呼、そうか。
十代の自分は「死を嗤い」、「生を疎んじ」、「あらゆる世界を矮小化」していたっけ。ふと思い出したよ。
何を粋がっていたのか? それは思い出せない。


〜〜10月14日の呟きより