今宵の月は、やけにぽっかり浮かんでら。
と思えば、そう。十三夜なのだね。美しい。
月が美しい夜は、星の密かな囁きさえも聴こえない。
見惚れているのか?気圧されているのか?
それとも、眠ってしまったのか?
月だけが、真の理由を知るだろう。
美しき月に吼えたくなるのは、心の底に眠るモンスターの衝動か知らん?
優しい月光が、心を浄化する。
雨粒が、心の澱を流し始める。
心は、自然の一部なのだろう。
詩を奏でたいのなら、今宵、月の光を浴びれば良い。
光が、そっと、心の琴線に触れるだろうから。
〜〜9月3日の呟きより