「憂」いに満ちた「人」ほど誰彼問わずに「優」しいのは、余所者の棘を浴びたくないからだよね?
…って、前に呟いた気がする。
まぁいいけどね。
そういえば、あの人に「今が一番優しい」と言われた時、私の中では最低の気分、最悪の体調だったから、兎に角!波風立てない様に「優しく」振る舞っていたな。
愛は、溢れたり涸れたり。
まるで水のよう。
人の体は水で出来ているそうだから、愛も同じくらい必要な成分なのかも知れないな。
生の反対を死とするなら、性の反対は何だろう?
愛が水なら、恋は陽だまり?
捕まえる事はむつかしく、感じる事は出来、暖かく、眩しく、いつの間にか追い、求め、去り、ゆく。
今ひとつ、しっくり来ないのは、語彙の所為か?それともイメージか?
谷が欠けると書いて欲。
語源は、人が口を開けている象形文字らしい。
とすると、欲しているのは、食べ物?
それとも、想い人の口?
触れる躰の心はとても遠くて。
触れられない指先の心は近い。
「優しさ」と「強さ」は、セットじゃなきゃ、いけないの?
自分から逃げる。
その自分は、どの自分?
逃げる自分が自分で、置き去りにされるのは、自分じゃない?
それを見ている自分が自分で、あとは出演者?
人は、誰かを初めて好きになった時、自分も一人の人であると認知するのかな?
初恋の人と初めて好きになった相手。
同じですか?
違いますか?
誰だったか、相手の人を思い出せますか?
ちなみに私は忘れました^^;
自分を初めて認知したのは、いつだったのだろう?
背徳の香りは、いつも芳しい。
初めて話した日の事は憶えていない。
初めて歩いた日の事は憶えていない。
初めて食べた日の事は憶えていない。
何一つ憶えていない。
今日に繋がる「初めて」なのに。
生きるに繋がる「初めて」なのに。
〜〜9月16日の呟きより