青白き光の向こうで、言葉が踊っている。
「いまどうしてる?」
無機質な光と有機物の意識が、白濁する電網。
「イ、キ、テ、ク、レ」と、死にたがりのココロが叫んでいた。あの夏の日。
「ナ、ニ、モ、カ、モ、キ、エ、ロ、!」
ヒトヲ、ノロイ。
カミニ、サカライ。
ウンメイニ、ハンギャクシタ。
あの年。
地球は寛容で、人類は不寛容で。
悪魔に魅了された人間が、どうして、愛に救われよう?
神々に烙印を押された。
叛逆者と。
欲しかったのは玉座ではなく、世界でもなく、力でもなく、ただの愛。
「裏切り者」とキミは言い、そしてボクの前から去った。永遠に。
あの日の「裏切り」は、最大限の愛情。
終わりなき愛に、撃つ。
休止符を。
絶望と名を受けた救世主。
希望を浴び続けた、シ♪
〜〜7月15日の呟きより