さて、ツイばかりしてないで、ワンコの状態を確認しておかないと。
息をするのさえ、やっとの様に見えるワンコへ…。
「あんまり頑張り過ぎるなよ」と。
「でも、明日も生きてたら、餌も水もやるから、ちゃんと摂ってくれよ」と。
矛盾だよね?矛盾。
それが、ワタシ。
正解って、何だろうね?
ワンコの吐きだす空気が冷たい。
体温がきっと下がっているのだろう、と、一枚掛けてやるのだが、気づくと剥いでいる。
こちらも負けじと掛けるのだが、暫くすると剥ぐ。
一体、なんなのだ?
餌を拒絶し体温も低下しているのに、まだ、此処に居続ける。
歴代のワンコは、ぐったりしてから旅立つまで、ほんの数日。
今、此処に居るワンコは、そろそろ2か月。
キミは生きたいのかい?
餌を食べずに??
キミは旅立ちたいのかい?
心臓を動かし続けて。
私は、私はいったい???
日々痩せこけて弱り続けて、それでもなお!生きているそいつを、見届けるのは義務?
飼い主として、ギリギリまで生かすのが正しいのか?
苦しまずに楽にすべきなのか?
まだ治る見込みがあるのか?
それとも、ないのか?
左前脚のむくみが、やっと引いたかと思えば、再度むくみ始めた。
ず~っと寝ているから、筋力はさすがに落ちている。
心なしか抱いた時、削ぎ落ちた皮に浮かぶ骨の具合が、今の状態を物語る。
私をあざけ嗤うかのように。
命って、案外としぶとく。
思っている以上に、儚い。
間違って流してしまった、金魚。
ある朝糸に絡まって動かなくなっていた、十姉妹。
猫に襲われ喰われた、ヒヨコ。
傷が化膿し息が出来なくなった、チャボ。
水の与え過ぎで息をしなくなった雀。
ある日不意に旅立ったワンコと、心臓マッサージが効かなかったワンコと…。
命って、平等なの?
~~10月8日の呟きより