「友達をいっぱい作れ」と、親父は言っていた。
けれど、意に反してか?友達を作らなかった。
その方が、自分でいられたから。
誰かの描く自分じゃなく、自分と思える自分でいられた。
それに、父さん。
友達は「作る」ものじゃないよ。
「作る」ものじゃ。
彼氏に、彼女に。
友に、知人に、親、兄弟に。
言いたいことって、さ。
リアルタイムで言わなきゃ。
思い出に、褪せた記憶に。
ふつり、と、呟いたところで、何も返って来ないよ。
なんにも、ね。
なにも、さ。
後悔って、いくら悔やんでも悔やんでも、悔やみきれない。ものじゃない?
で。
そうこうしているうちに、大切なものが目の前を通り過ぎてしまうのさ。
悔やんでいるうちに。
発信する手段が増え、発言が飛び交って。世の中、さぞ賑やかし。
で、ね。
言葉が多いほど、言葉の海に揉まれるほど、「ひとり」を痛感するの。
なんで、だろうね?
~~10月20日の呟きより