思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

Windows10 May 2019 Update バージョン1903 で、無線LAN(インテル® Centrino® Advanced-N 6205)が、黄色い三角の「!」となることの対策方法。

ちなみにこちら、「ドライバーを入れ替えても直らない、けれど直したい!」かつ、簡単なバッチファイル作成とタスクスケジューラの操作が出来る人向けです。この時点で分からない人は、回れ右!


で。いきなり答え。


@echo off
echo Y|PowerShell -WindowStyle Hidden -command "Disable-PnpDevice -InstanceId '此処にデバイスインスタンスパスを記述する'"

timeout /T 2 /nobreak >nul

echo Y|PowerShell -command "Enable-PnpDevice -InstanceId '此処に上と同じデバイスインスタンスパスを記述する'"

exit


何をしているのか、 一応、説明。

無線LANバイスを止める。
念のため、タイマーを2秒ほど動かす。
無線LANバイスを動かす。

この単純なバッチファイルをタスクスケジューラにぶち込んで、Windows の起動時に走らせる。
…だけ。やっていることは。

しかし、そうそう上手くいかないのが、Windows パソコン。
パソコン本体にある無線LANを有効( Fn + なんちゃらとか、電源スイッチとか)にしておくのは当たり前として、高速シャットダウンを切るとか、無線LANの電力設定を切るとか、Windows の設定の中にあるWi-Fi は必ずオンにしておかなきゃいけない、とか…。そこそこ、設定を見直さなくてはならないけれども。

ちなみにこの方法、他のデバイスでも応用できます。
その際に変えるところは、末尾の '此処にデバイスインスタンスパスを記述する' ってところ。
バイスインスタンスパスは、デバイスマネージャーから確認しましょう。

以上!

…なのだが、デバイスドライバーは Intel の物に入れ替えて置いた方が良いかも知れない。一応、ドライバーの新旧バージョンと Microsoft の物でも動作することは確認済み。

 


あとついでに。
こっち↓の方法は、今回の対策には使えません。


echo Y|PowerShell -command "Disable-NetAdapter -Name "Wi-Fi""


こちらネットワーク設定なのだけど、デバイス自体に「!」がついてコケる時には使えないのね。

無線LANのオン、オフをコマンドラインからしたい人向けってことで。
あとは「 -WindowStyle Hidden 」 は、バッチの際にお好みで追加。

 


も一つ。
Dos窓自体を出さないコマンドも、ついでに。


@echo off
cd /d %~dp0

if not "%X_MIMIMIZED%"=="1" (
set X_MIMIMIZED=1
start /min cmd /c,"%~0" %*
exit
)


以上、自己責任ってことで。
お仕舞い。

あとは、今回コケた原因が「マイ苦ロソフトの仕様」じゃないことを祈りましょう!

 


~~11月2日の呟きより