思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

許否

親だから、子に「こうあって欲しい」という思いは、ある。

あるが、強制は愚か。
此方の願いは、伝えない。

教えるのは、生き方に必要な事。
でも教わった事を、生かすも殺すも、当人次第。

「お前には無理だ」と言う、頭ごなしの否定はしない。
自分がされた「負」は、次に伝えない。
「負」を断ち切るのが、義務。そう思っている。

生物としての「血の繋がり」は、消せない。
精神としての「繋がり」は、子が、次世代が、決めればいい。

断ちたければ、絶つ。
引き継ぐなら、告ぐ。
それだけのこと。

歴史を告ぐことと、責任を負うことは違うのよ。
だからと言って、過ちをひっくり返すのは愚行。愚か者の所業。

国であれ、家族であれ。
それは、同じ。


~~8月9日の呟きより