思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

物の怪

携帯料金値下げの圧力?を耳にする度、不愉快になるのよね。
携帯の5世代、いわゆる5Gの技術は諸外国に負け。
その次世代の6Gだって危ういのに。
下げて得するのは、一瞬よ。
泡が弾けて以降、三十年も続く経済を見て御覧なさいな。

一時的に利用者が得をするかも知れないけれど。
この先の通信産業は、ズタボロになる訳よ。
だって。
儲けを政府に!盗り上げられて、次世代技術への投資が出来ないのだから。
技術大国を漁り貪っているのは、今、議席を占有している方々。

ト〇タにハイブリッド車を半額にせよ!と言う?
ニ〇サンやホ〇ダに電気自動車の価格を、もっと下げろと言う?

バッカじゃねーの!!

料金が下がって本当に喜ぶのは、日本の技術の劣化を望んでいる他所の国じゃない。
なんだかなぁ。。。

それでいて、デジタル化?
とりあえずさぁ。
民間企業への介入を止めれ!

今は、世界の中で、GAFAが強いように見えるけれど。
見える“だけ”なの。
よく見てみ。
み~んな、米の国の企業じゃない。
ベンチャーを世界的な大企業へ転換する仕組みが、彼の国にあって。
この国には、ない。
若い技術を蔑ろにするのは、昭和の昔から政権与党なのに。
なんだかなぁ…。

科学も技術も。も一つ、勉学も。
本気で伸ばしたいのなら、「金だけ出して口を挟むな!」
これが鉄則。
直近なら日本学術会議の問題を、国費負担問題に変えようとしてるし。

真っ向勝負、出来ないのかねぇ???

あの Section 301 of the Trade Act of 1974 から、この国の産業に対する政府のあり方が、それまでと丸っきり変わっちまったものな。
明治からの終身之計は、あの時潰えたのか。
それとも、終わりの始まりだったのか?
いずれにしろ、終焉に向かっているのは間違いないし。ヤレヤレ

あの時、あの猿爺が、首相になってなければ…。
とも思うが、歴史に“もし”は無いもの。

なんか、さぁ。
一介のしがない技術屋だけど、その技術で食っている者としては、技術を蔑ろにする政治屋って、ほんと~に!不愉快。


~~10月14日の呟きより