「殺人」が、どんなにか酷いことか。
多くの人が知っているだろう。
でも。
「死刑」を望む人も居る。
「死刑」だって「殺人」なのに。
もしかしたら、無実かも知れないのに。
「殺人」が嫌だから、と。
国家命令に叛いたら、自分や自分の身内が殺させることも世界にはある。
これは、今も昔も変わらない事実。
もしも本当に、誰かを「殺してはいけない」のなら、国家命令であろうと、それはいけないこと。
でも。
現実はそうじゃない。
国家は人殺しさえ、合法にする。
ありていに言えば。
国家が生殺与奪の権利を持つってこと。
誰もが「殺人はいけない」と言ったところで、国家が命じれば、人が殺される。
それが刑罰であれ、戦争であれ…。
「いけないこと」をひっくり返せるのが国家。
それを止めるのは、国民なのだけど。
なのだけど。
なのだけど。
~~3月18日の呟きより