思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

菓子箱

未だに「電気自動車反対」とか吹聴する、"似非"自動車評論家っての。
ト○タ辺りから、金が流れているのかな?

十年も使えばバッテリーがへたるのは、ノートパソコンでもスマホでも同じで。
交換費用は、車だもの。でっかいバッテリーなのだから、数十万円かかるわよ。
でもそれって、スマホの最上位機種3個か4個分の値段よね?

じゃあ、ガソリンやディーゼル内燃機関なら、10年後も大丈夫か?
ってところには、一言も触れない。

日本に保有されている車の平均保有年数は凡そ14年。
それ以上も使えるけれど、13年目に税金が上がることと、それ以上に、所持し続けるための修理費用諸々が嵩むため手放すことになる。

10年10万キロ走った日本車は、ゴムを使用したブッシュやベルトホースなど、耐用年数の限界近くなるから、それらを交換すると、少なくても10万円は超えるし。
プラス、足回りのサスペンションやエンジンに関係する部品類もそれなりの費用がかかる。

本気で、次の10年10万キロを乗るつもりなら、
少なくとも30万円くらいの費用がかかるし。
ちょい本気を出したら50万円超えってこともザラだし。

電気自動車が10年10万キロの時点で替える部品は、バッテリー、足回り、ゴム類くらい。
内燃機関はプラス、発電機などの電装系に、エンジン関連部品。
エンジンなんか中も見始めたら、それだけで10万20万とかかるわよ。
修理費用だけみたら、電気も内燃機関も、変わらない。

ってことは、距離あたりにかかるエネルギー使用費用は、電気の方が安価だし。
電気はエンジンやミッションオイルを使わない分、普段の維持費も安価だし。
それを、10年後のバッテリー交換費用が高価!と吹聴するってのは、子供騙し同然。
とは言え。
騙される人も、一定数はいるのだろうな。


~~8月10日の呟きより