魅せかた

俳句の基本の一つはカメラワークで。
カメラワーク自体は、何も俳句に限らず、物語を伝える作品の全てに重要なこと。
カメラワークを無視するということは、即ち、見せたいものやことを、無視しているのに他ならない。

が、ゆえ。
言葉を弄ぶだけの現代ほにゃららは、作品に非ず。あれらは罪。

良きカメラワークは、盲人にも、空間を伝えることができる。

伝えようと、懸命な思いが注がれた作品は、技術が稚拙だったとしても、心に響く。
技巧に走り媚びたものには、それが無い。何も響かない。

～～8月21日の呟きより