思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

かれらが、ことだま

シベリアに抑留され亡くなった方の遺書が届けられた事実。

遺書を記憶し、遺族へ伝える。

紙は無く。
書き記す"物"を奪われた地で。

言葉を託され、言葉を運んだ。

一文字も残さず。遺す。

もしも。
言葉に「力」があるとしたら、伝える人の人人の意持。


~~12月2日の呟きより