まぁ、どっちでもよいのだけど。
建物ってのは、物なのだから。手入れをしなければ駄目になるし。手入れをしていても駄目になるところはあるし。
一般的な住宅なら、十年くらいに一度は塗装やトイレ、風呂の設備に太陽光関係。十五年くらいで空調周り。
二十年で躯体の点検諸々…。
マンションだと、これらに加えて、エレベーターの点検や外壁、躯体の補修、場合によっちゃ、内部配管の入れ替えだ。
費用だけみたら、共用部分の多いマンションの方がお金はかかるわね。
加えて。
高層になればなるほど、余分な手間暇が加わるから、低層マンションの数倍の費用がかかるってことも。
半世紀も経って、碌なメンテナンスをして来なかったマンションが、危険構造物化しているところもあるそうだけど。
壊すとなったらなったで、費用も凄いのだろうな。
日本の在来建築は、メンテナンスありきの発想だから、壊すのではなくバラして組み立てるってことができたけれど。
ビルは、そういった発想が無いから、壊すだけ。
この先、少子化と人口減で、空き家も増えるだろうし。空きビルや空きマンションも増えるのだろうね。
放置ビルは外壁の落下やら何やら、危険極まりないのだけども…。
まっ、あたしゃ生きてないから、いっか。
~~5月24日の呟きより