2011-10-21 背景の二乗4 大人の二乗 「死へ繋げる行動が、生きる目的」と下した判断は、他者から見れば"誤認識"であっても、当人は"正常に認識している"と信じており、かつ、他者から「目的の遂行を阻止されないため」に、死の誘惑を遠ざけたように振舞う。恐らく此れが、「死」を口外しなかった者達の、自殺の背景。死を実行したのは彼らでも、殺したのは社会そのもの。 僕らもまた、社会の一員である事を、強く認識しなくては為らない。