夜、静かな人が羨ましい。
夜の帳が落ち、周囲が静かになるほど、頭のノイズは増大し、酷い耳鳴りと思考の羅列がこだまする。
今、いや…いつも欲しいのは、無音の世界。脳が生み出す音の無い世界。
自覚したのは、10歳の頃。それまでは、それが普通だと思っていた。それがある瞬間、耳鳴りが止まり、静寂が訪れた。
それまで、静けさに感動した事があったろうか?音が消えた世界に喜びを感じた事があったろうか?
残念ながら静寂は直ぐに破られ今に続くけれど、時折訪れる無音に喜びを隠せない。
〜〜4月13日の呟きより