削ぎ落とした先の極致に至宝の美を見い出したのがかつての日本人だとしたら、物欲に塗れ切った我々にとって美は遥かに遠い。
心臓の鼓動回数は、ほぼ全ての生物で決まっているのだろう?確か…。
…ってことは、さ。我々みな、カウントダウンし続けているのだろうね。いつかのゼロを。
水の流れを思い出しつつ…。
逆流ってのは、完全な無の状態から生じるのではなく、正方向と負方向の鬩ぎあいの果てに生じるのだろう。
つまるところ。
何事においても、必ずしもゼロの瞬間がある訳では無い様に思う。
僅かな例外を除いては。
〜〜4月7日の呟きより