思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

11月14日の呟き

朝からクリニック。雨降りだから窓際の席が良かったのだが、あいにく満席。
奥の方で縮こまっている。静かな待合室。

些細なことで自分の狂気が顔を覗き込む。恐怖が自分を包み嗤っている。僕は震えているのに、狂気に包まれた笑みを浮かべている。
人は抑えられない感触を、闇というのだろうか?

子どもの歯科である。時間帯の関係か、今日は静かな待合室。
ちょっと不思議な感じ。

世界は毎夜再構築され、人はそれに気付かないまま朝を迎える。

記憶を抉る粋筋よりも、記憶を梳かすものに出逢いにたかったね。

時を遡ったらと考えることもあろう。本当に遡ったとしたら、きっと記憶も感情も遡る。だからどんなにか迷った岐路でも、かつてした決断を繰り返すだけ。
そう気付いてから、岐路に差し掛かった時は10年後の未来から、今という過去を見ているように心がけている。分かっている過去を間違えない様に。

「約束」を守って、自分は何を守ってきただろう…、と考えていた。
「約束」ってのは、きっと自己満足なのだろう。自分の過去を遡ると、そう思えることばかり。
そうやって無駄な行為を何度も繰り返しているのだから、やっぱり自己満足でしかないよ。守られた「約束」など、無いのだから。

人生が何度あっても、僕らは同じ事を繰り返すだろう。


〜〜11月14日の呟きより