思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

昔、セキュリティ関係をやっていた時は、

生体認証にどっぷりと浸かっていたから、表も裏もそれなりに知っている。
現在の生体認証なんて、精度は高くても十万分の一。
メーカーは百万の一と謳うけれど、百万分の一で運用すると生体認証が使えない人が多数発生するから、実際の運用は十万分の一くらいが限度。
基本的に生体ってのは、状態が変わり続けるから、精度を高めると本人を拒否する率も高まってしまうし。
なんなら指紋は日替わりか?ってくらい状態が換わるから、精度を高めるのは、それなりに対策が必要なのだけど、あとはごにょごにょ。。。

で。
何が言いたいか?ってぇと。
指紋を用いた生体認証をする機器を、悪意のある誰かが奪って抉じ開けたいのなら、本人の指を切り落として奪うのが早いのだけど。
静脈認証は、切り落としたら認証しないし、虹彩もそう。
奪えるのは指紋くらい。
顔認証は、その気になれば偽造方法は幾らでもあるけれど、さすがに仔細は割愛。

所詮、鍵と鍵穴の関係だから。
鍵穴に合う鍵ならなんでもいいのよ。システムから見れば。

小学生くらいのお子さんの親御さんは、フォロワーさんにも居るようだけど。
子どもさんの顔を、スマホの認証に用いるのはやめましょうね。
仮に子どもさんのスマホだとしても、顔認証はダメ。
小学生くらいの子供の顔だと、精度は高くても百分の一くらい。
高くても…だから、酷いと十分の一程度。
クラスの誰かにスマホのロックを開けられてしまうのがオチなので。


~4月26日のスレッズより