「何の為に生まれて来たか？を知る為に生きる。」
…何故か素通りしなかった言葉。
「何の為に死に逝くのか？を知る為に死ぬる。」訳では無かろう。
…何か、こう…、表現するのは難しいが、小骨のような言葉が喉に引っかかる。そんな感じがするのだ。
「知る」が「理解する」でも、「判る」でも「体現する」でも…、此処では表面上の違いでしか無い。
「何の為に生まれて来たか？」を知ったら、上がり？
理解した後は…、オマケ？
旅立つ瞬間まで判らない、トイ？
小骨は取れない。
引っかかると言えば。
「役目を終えたから天に召された」と言う表現も、引っかかるのだよ。
人は、何かしらの役目を担って、生まれ来るもの？なの？？
皆がみな？？？
結局は、遺された者の、遺されたが故の「言い訳」…の様な気がして。
何しに此の世へ来たのか？
知っていたら？
仮に、分かっていたとして、その何かを成し遂げる為には艱難辛苦を乗り越えてこそ出来るとして、やっと乗り越えた先に残された寿命はほぼ無いとしても、成し遂げられたなら、それでOKなのか知らん？
…何が「OK」なんだ？？
何しに此の世へ来たのか？知っていたとして。其の二。
さささっと、それを成し遂げてしまったら、その後の「余生」は何とするの？
「あなた、に！出逢うために生まれて来た」として、だ。
前世の因縁だか怨念だかは、一先ず置いておこう。
それが「一瞬の出逢い」。後は互いにすれ違う一生だとしても、出逢えたなら、それでOKなの？
何度となく思い出し、反芻し、何度となく、同じ様なコタエに辿り着く。
けれど、何度となくトイを繰り返していると、突然！今迄とは違うコタエを得られる時がある。
トイに飽きた灰色の脳みその苦し紛れにしては、かなり上出来なコタエ。
これは、所謂、アハ体験？
〜〜11月1日の呟きより
