思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

しんこー公社2

県のしんこー公社から、ISOに関する専門家派遣を受けたのだが、製造工程に強い専門家の方が来られた。
聞けば、専門は「機械系」である。

確かに、ISOの基本なんて、開発だろうが製造だろうが、ポイントは大きく変わらないのだろうけれども。
この時取得を考えていたのは「電気・電子系」と言う事もあり、「機械系」と言う事を聞いて多少の戸惑いを憶えたのは事実だ。

因みに県の公社へ確認したところ、「電気・電子系の専門家は居ない」そうで、埼玉県におけるアドバイザー層の薄さを改めて思い知る事となった。


さて、この時派遣された専門家。彼の行動で、一つ勉強になった事がある。

僕の経験では、説明する側の人は受講者に対して、資料を提示したりホワイトボードや黒板などに説明を書く・・・よね?
ところが、派遣されて来た件の専門家、僕らに説明しながら終始、自分のノートに何かを書いている。

てっきり「資料を作らなかったから、後日、説明内容を記載したノートのコピーを、貰える」と勝手に解釈していたが、実は、自分用のメモなのだと言う。

説明を受ける人がメモを取るのは判るが、誰かに説明をしながらメモし続ける人を、僕はこの時初めて見ました。