思考錯誤屋の呟き

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人は何処から、此の世に生まれ来るのか?弐

僕が輪廻を考える時、世の宗教やスピリチュアルの人達が言うピラミッド構造は考えない。
何故なら、「神様が頂点に君臨し、人を始め生きとし生ける者達全てが、高みを目指す」限り、輪廻が“環”にならないからだ。

何故、頂点と底辺のある閉ざされた二次元や、ピラミッド構造の三次元では無いのか?

もしも輪廻が頂点の在るピラミッド構造の三次元の場合、最終的に全ての生き物達が頂点に昇り、底辺が無くなってしまうコトになる。極端な話、天国から追い出された物達が巣食う地獄は消え、地上は崩壊し、単一階層の単純な世界だけになってしまうだろう。その様な社会は、古今東西の宗教で表現しておらず、またスピリチュアルの人達も示してない。

理由は不明だが、人類の歴史には「必ず上下関係が存在し、関係性を崩壊するモノを拒んでいる」からこそ、人類全体の宗教感には地獄や天国、此の世と彼の世、神と悪魔、仏と鬼…。対峙するモノがあり、ピラミッド構造社会を維持し続けているのだろう。