思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

彼方へ

世の中で起こることの大半なんてのは、思ってたんと違う。
それを、見過ごすか?
だから、見詰めるか?
見詰めた先に、違う理由はあるのだけども…。

朧げな記憶の彼方にある、ゼンマイ仕掛けの時計を分解したのは幼稚園に入る前。
電気に向きがあることを知ったのは、プラレールの電車の中に入れる単一電池の向きを変えた時。
透明なガラスを熱した時、透明なままでもかなり熱くなることを知ったのは小学一年生。握ってビビったものよ。
動脈を切った時の赤がめちゃくちゃ鮮やかなのを知ったのは、鉈で指を切り落とし損ねた中学の時。
頭を思いっきりアスファルトに叩きつけられると視界が消えるのを知ったのは、社会人一年目のバイク事故。
一つ一つのソレらを、経験と言うのか?
それとも、失敗と呼ぶのか?
次へ繋げられるか、否か。
それだけのこと。

知識を裏付ける経験には、経験を確かなものにした数多くの体験があるのよ。
記憶なんてのは頭だけで覚えるのではなく、全身に刻むものだもの。


~7月3日のスレッズより