生体認証は、「個人固有の情報だから、偽造が難しい」と思ふ人へ。
確かに、登録者の生体情報を盗んだり複製したりして偽造する行為は、難しいかも知れない。
一般の人が何を不安に思ふのか僕には判らないが、偽造の問題を取り上げる人は「自分固有の情報が盗まれる行為」に、不安感を憶えるのかも知れない。
ところで、「生体認証装置を騙すのに、生体固有の情報でなければならないのか」、考えた事はありますか?
生体認証は、基本的には画像認識技術です。(←あくまでも基本的な話)
もう少し説明すると、利用者の生体情報を何らかの画像として取得し、画像の特徴を利用者と紐付ける技術だ。
と言う事は、利用者の生体情報ではなく、画像(=生体情報)の特徴だけを真似る事が出来たら、認証装置を騙せると思わないか?
興味のある人は、試しに上↑の質問を、生体認証の開発者や営業マンに投げかけてみましょう。
きっと「画像(=生体情報)の特徴だけを真似ても、認証装置を騙せません」と返って来るでしょう。
でもね。認証装置を騙せ無い事を、本当に開発者や営業マンは試して、実証しているのでしょうか?
因みに僕は、開発提供する側として、「本当に騙せないのか」いろいろと試しました。
結論だけ言うと、騙す方法はあります! 指紋も静脈も他のも、です。
が、方法は教えません。興味のある方は探して下さい(笑)。