思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

行方

ウクライナが負けた後の世界を考えている。
それは、
ロシアが勝った世界、と同じではない、ことは確か。

ウクライナが勝てない世界と、イスラエルが勝てない世界は、同一線上にあっちゃいけない。
…のだが。

今のままなら、ウクライナは勝てない。
それは、アメリカの予算の問題だけじゃなく、弾がロシアと比較して圧倒的に足りて無いからで。
西側諸国が増産に踏み切ったところで、充足されるのは数年先。
弾が足りる前に、ウクライナは負ける。
今のままなら、のお話。
まぁ、今のままじゃなくなることに、微かな期待を抱いているが…。

長期化する戦争で勝つ条件は、圧倒的な破壊力を持つ武器…ではなく、物量。
弾が当たれば容易く吹き飛ぶ戦車でも、その弾が飛んで来なければ暴れられる訳で。
弾が無いのは致命的。
戦況が変化する可能性があるとしたら、弾に代わる安価で量産が容易く供給が素早く出来る物。
当然、相手も同じことを考えるはず…。

安保理で、拒否権を行使するアメリカはイスラエルに大量の武器弾薬を提供し、一方でウクライナへの援助は渋る。
これが何を意味しているのか。

ウクライナは二年も戦えているが。
もしも日本が同じ状況に置かれたら、短ければ二日。長くても二週間。
この数字は、防衛予算が増額したからと言って解消する類のものじゃない。


~2月23日のスレッズより