#10秒で書く詩「虐の逆」

聳え立つ壁に
立ち向かい
阻まれ
転び

矢も尽きて

追い詰めた
つもりが
追い詰められ

逃げ延びた
つもりが
逃げられた

自我見失い
呆けた自分を
蔭から凝視する

自分
自分
自分の
群れ
群れ
群れ

とどのつまり

何が何だか
わややねん

～～2017年11月25日の呟きより