思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

千差の万物

古参?のフォロワーさんならご存知の通り、うちの子は自閉症なのね。
自閉症といったところで、その症状は千差万別で、これ!と言った型はないのが実情。
ゆえ。
此方としては、恐らく世間並みの育て方をしているのだけど、時折、面食らうことがある。
その子にとっての当たり前と、私にとっての当たり前は、やはり違うのだよね。
まぁ、これとて「当たり前」なのだけども。

で。
例えば、夕方になり外が暗く、涼しくなって来たから、「窓を閉めて」と頼む。
と。
確かに、窓は閉める。
正しいっちゃ、正しい。
けれど。
外が暗くなっていても、カーテンは全開。
そう。
気を利かせる、ということが苦手なのだ。

だからと言って、毎回!窓を閉め、カーテンも閉めるように頼むのは、私自身が忘れる。
まぁ、二つの事を頼むくらいなら出来るから、此方の頼み方次第でなんとでもなるのだけど…。
社会に出て、一人で生活するようになった時のことを思うと、ちと不安が残る。

気を回し過ぎなのかも知れないが、なんとなく、もやもや。

湯から上がり、ドライヤーで髪を乾かそうとしよう。
この時期、エアコンを数台使っていることが多いから、電力不足でブレーカーが落ちないように、エアコンを止める。
ドライヤーのあと何本かは髪の毛が抜けるから、その毛を拾うか、ハンディ掃除機で吸い取る。
掃除機は使ったら、元の場所へ戻す。

全てを終えたら、エアコンを点ける。
ちょいとした一連の流れ。
けれど。
「ちょい」と思っているのは、私の方だけ!のようで、その子にとっては重荷らしい。
毎回、何かしら、やり忘れがある。何かしらの…。
都度、一つ、一つ、教え直すし、二、三日ば出来るのだが、その後は、元の木阿弥。

なんとか、ならないのか?
それとも個性として、教えるのを諦めるのか?
、、、悩む。


~~7月27日の呟きより