記憶を手繰り寄せると、大人が思う以上に、「子供は子供なりにタフ」だったりします。
そして、大人が気付かない位に「繊細」。
子供の時分、親に言いたい事もあったけど、親の「余裕の無さを見て諦めた」体験って、ありませんか?
今、親の立場にある人は「かつて通って来た道」だと思ふのですが…。
子供なりに、親へ話し掛けたいタイミングを探っていても、親の側に「(空元気で良いから)余裕が無い」と話せないもの。
僕は子供の頃。「親の余裕の無さ」に、漠然とした不安感が増した記憶があります。
親の立場になってみると、親なりの気苦労も多いと思いますが。
子供の立場から見た親であるあなたは、「子供が気軽に話し掛けられる程、余裕のある存在」でしょうか?
僕自身も子供に対し、上手く「親を演じている」とは思いませんけども(恥)。
上手く伝えられませんが、子供の声にならない声を、聞ける様になりたいですね。
目の前のコミュニケーションは、「かえって来ない言葉」ぢゃないですから。
子供の頃の記憶。
思い出せないだけで、忘れた訳ではありませんように。