思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

吟曜日の憂鬱

むかし、吟遊詩人を気取ってみたコトがある。
言葉を操る楽しみに浸り、返詩に踊ってみたものの、或る日、言葉を捧げていた巫女を喪い、言葉の魔法がいとも容易く消えてしまった。

詩を忘れた詩人なんざ、鳴かない子規より、性質が悪い冗談のよう。

銀の月に涙、さざめく。