此処では無く。
彼方でも無く。
其方でもまた無く。
何処かへ。
全く見知らぬ、誰一人として自分を、人間を、神をも知る者が無い地へ。
そんな地があるのなら、漂っていたい。
「この腐敗した世界」と歌姫は奏でたけれど、彼方が腐敗していないとは、歌っていないのだな。
何故ヒトは、天国に憧れるのだろう?
楽園とは、自分達に都合の悪い者達を、一人の例外も無く!排除する地のこと。でしょ?
地上の楽園と天上の失楽園と。
どちらも似たり寄ったり。
エゴとエゴとが、常にぶつかり合う世界。
欲しいのは、永遠の午睡。
ひと時も叶わぬ、夢のまた夢。
只今、心の住所が不定です。
〜〜9月28日の呟きより