思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

ワンコの見る夢は、幸せなのだろうか?

今日は少し早上がりをして、ワンコを病院へ連れて行った。
先生に診せ、ここ数日間の状態を説明し終えたのち先生が発した言葉は、「点滴をしても良いですか」だった。
許可を得るということは詰まるところ、「既に回復する見込みは薄い」。ゆえの発言…と私は受け取った。

その後の説明は、それを裏付けるかのような症状と推論の積重ね。
今の状態は明らかに旅立つ時が近く。早ければ今夜だろうと。
この先、ワンコが生きる気力を取り戻さなければ長くて数週間。短ければここ一週間程度で、ガリガリに痩せ衰えるだろう…とも。
あとはどうすべきか? 今も答えは、ない。

走馬灯のように記憶が甦る。ワンコとの日々を。
ワンコは思い出してくれているのだろうか?
それとも…。

餌を拒絶している上に、水さえも嘔吐するようになってしまった。ワンコ。
水分摂れなきゃ、一、二週間が限界らしい。
もっとも、水分だけ摂れたところで痩せる一方だから、数週、此方に居る日々が延びるだけみたい。
「9回裏の満塁ホームラン」なんて、そうそう起きないよ。
それは夢。きっと夢。

 


~~10月11日の呟きより