思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

終わ…らせない、努力

それにしても…。
日本っちゅう国は、悉くガラパゴスだな。
戦争に負けて、武器弾薬だけじゃなく、戦略も戦術もなんもかんも放棄したのかもなぁ…。

きっと『有事には神風が吹く』と、国民の大半が心の何処かで思っているのだろう。
じゃなきゃ、この災禍、もうちっとまともに鎮められるだろうに…。
と、愚痴ったところで、変わらんか。
あと、最低一年は混乱したままだな。きっと。

例えは不適切かもしれないが、分かり易いところで。
カビが大量に発生したら?
端っこの方のカビを、ちまちまちまちまと、丹念に拭き取りますか?
多くの人が、まず一番酷くて大きな面積を占めている所に、ドカン!と薬剤を撒くと思うのさ。

火事だって、そう。
一番、火の手が強いところを消すよね?
本体が燃え盛っているのにそれを無視して、ちょい離れたところのあまり拡がる恐れのないチロチロした火を見つけては消し、見つけては消す。
…なんてこと、しないでしょ?

緊急事態の対応は、万事『最優先は最前線から』なのよ。
それが、当たり前なの。
世界では。
でも、此の国は違うのよね。

ワクチンの接種順は。
最前線の医療関係者全てとその家族、あるいは同居人。
次にワクチンの輸送、国内開発に関わる人達。
医療の生命線を絶たないためには、まず、此処でしょ?
その次は、感染を増やす可能性が一番高い世代。そして、労働者。
でも、違うのよね、此の国は。

収束させる気なんか、微塵もないのよ。きっと。
政府を動かす議員さんを選んだのは、選挙に行った方々。
議員さんは選んでくれた方のために、働くのよ。

つまり。
選挙に行かない『政治嫌い』を公言する者たちに、ワクチンを真っ先に提供する訳ないじゃんね。

仕組み変えたきゃ、選挙、行けよー!


~~5月12日の呟きより