ただしさ、とは？
おろかさ、とは？
これらって、主語が見当たらないのよね。
まぁ…、あれらの主語は。
『人間の社会』で。
百三十六億年前。ボフッと宇宙が生まれた当時に、「ただしさ」とか「おろかさ」なんてのは、これっぽっちも無いのよ。
『自分を殺しちゃいけない』の主語だって、『人間の社会』だし。
為政者が、奴隷どもに自分殺しを認めたら、奴隷が居なくなるもの。
王様が王様で居られるのは、貢いでくれる民があって。
王様に逆らう者は根絶やしにってのが歴史だし。
とどのつまり。
『人殺しがダメ』なのは、倫理でも宗教でもなく。為政者の都合でしかないのよ。
王様が王様で居続けるためには、貢ぐ者たちが必須で。
だからこそ王様は、貢ぐ者たちを脅かす存在から守るために武力を使う訳だし。
王様が国に変化したところで、仕組みの土台は同じ。
民を蔑ろにした国は、亡くなるのみ。
昭和の後半から異次元の多子化対策をし続けて来たこの国は、何処へ行くのかしら？
～～3月10日の呟きより
