思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

晩年の談志師匠の録画を観てた。

芸を磨き続ける師匠にとっての苦悩の一つが、大衆の下衆化…のような気がした。

落語なのだから、笑っちゃいけないとは言わないけれど。
人として、笑うところじゃないところで笑いが起きていたら?
そら、さぞかし不愉快だろうな。

大衆の下衆化で、主流派の大衆と非主流派の下衆が逆転したのは、いつ頃なのだろう?
録画が、かれこれ十五年以上前だから、今世紀初頭か?それより前か?

バブルの頃かもなぁ。
笑いの"本"質が、明確に変わったのは。


~~5月17日の呟きより