10月12日。1時10分頃。
享年13歳と7ヶ月。
台風の日。
風になった。
さてと!
とりあえず、未明までワンコだった肉体を斎場へ運べるようにしないと。
痩せてしまったとは言え、まだ10kgを超えていたから、それなりに重い。
あとは、カミサン起きてから、ゆるゆると片付けますかね。
二ヶ月前からワンコの健康状態が酷くなり、心の何処かで死を"望んでいた"自分が居る。
生を願う一方で死を望む。
何様だろうね?←ジブン
未明に、此の世での命が尽きたワンコ。
今頃、三途の川へ往く道中だろうか?
ワンコが川を渡る時って、舟なのかな?それとも自力で川を泳ぐのかな?
…などと、ぼんやり考えている。
ワンコ。
頑張ったのかな?此の世での生を。
それとも未練はサッパリ!なくなったのかな。
せめて話せたら、それだけは聞いておきたかったが、まっ叶わぬこと。
歴代のワンコよりは、少し長生きした。
けれど、歴代のワンコより身体は蝕まれただろう。
嫌な薬を毎食、無理矢理!飲まされ、最後は強制給餌され…。
嫌な思いを、辛い思いをさせてしまった。
延命って、命にとって残酷な行為。そんな気かする。
さて、遺骸を運べるようにしなきゃ。
皆が起きて来るまでに、目から溢れる水を、止めとかなきゃ。
この雨に、流して。
ワンコの遺骸を箱へ移すのに、ちょい手間取る。
死後硬直って、こんなに早かったっけ?
もう少し肉体が軟らかい時点で、移しておけばよかった。
何とか納めたけれど、なんだか窮屈そうで。
最後の最後で、失敗した感、あり。
ワンコの死因は。多臓器不全になるのかな?
小便は白濁。大便はドス黒に近い焦げ茶でタール状。加えて鉄の臭いがする。
うちのは臭いこそやや違えど、形状は色共々同じ。
この場合、内臓が出血状態にあるそうで、しかもかなり酷いとか…。
だから、よく生きてたな…とも思う。
ホルモン異常と他の症状諸々を掛け合わせると、脳下垂体の異常らしくガンの可能性もあったとか。
流石にMRIは撮ってないから、断定は出来ないけれど、撮影出来たところで、この部位の外科、内科治療は無理の模様。
結局は対処療法しかないそうな。
まっ、滅多にないそうよ。犬の場合は。
そっか…。
世界が終わったのか。ワンコの。
一つの世界が終わり、この世の何処かで新たに生まれる、世界。
どんな広がりを持ち、どんな関係を築き、どんな思い出を紡ぐだろう。
終焉と、始まりとを繰り返して。
命は巡る。
~~10月12日の呟きより