人間と人は違う。
同じ扱いをしている辞書は多いし、人間の和名が人としているのもある。
それが間違いとは言わないが。
人間は元々のサンスクリット語での意味だと「にんげん」じゃなくて「じんかん」だし。
「にんげん」を「ひと」と同じ意味で使い始めたのは江戸くらいから。
人間と人は違う。
人間の心、とは言わない。
人の心、なら言う。
人間の社会、とは言わない。
人の社会、なら言う。
今では多少なりともごちゃごちゃに使われているけれど、成り立ちを考えると、違いはハッキリすることも多い。
人は、二種類なのよね。
自分中心か?
相手中心か?
軸とは違う。
先の比喩なら。
前者が人。
後者が人間(にんげん)。
~~4月11日の呟きより