自分の劣化が先か?教えられること。
教えておきたいこと。理解力のせめぎ合い。
脊髄反射のヒトモドキにならないように。
価値観の土台に、普遍を据えられるように。
てにをは。
序論、本論、結論。
助詞の細やかさ。
話しの流れ。
判る人へ。
伝えるための、基本。
会話が出来る人間へと。
対話をする人ではなく。
分けられるように。
判るように。
解って欲しい、と。
やっと昨日、宮崎駿氏のプロフェッショナルを観た。
昨日の中で高畑氏を葬った後、描けなくなったシーンが幾度となく流れて来たが。
プロフェッショナルの演出が的を射ているなら、さもありなん、よ。
宮崎氏にとっての理想は高畑氏。
その理想を葬ったのだから、理想を求め続けることから生まれていた"線"も、同時に葬ってしまったのだもの。
まぁ、遠い昔に筆を折った外野が、あーだこーだ言う話ではないのだけども。
ただ、ただ。
そーだよなぁ、そーなるわなぁ、と。
筆を折った側だからこそ、ものづくりを目指す子どもにはちゃんと理解と目標の違いを解っていて欲しい。
今、八十億の人類に作り手の心の襞が伝わらなくても、百万年後の誰かが受け取ってくれる…かも知れない。
ってことを。
『忘れなければ続けられるかもよ』と添えて。
生成AIが精度を高める程、職を奪われるものづくりさんは、まぁ、いるのだろうな。
今のAI、あれを人工知能と呼ぶのか?ってのは置いといて。
今のAIは、膨大なデータを基にしないと、生成物を出力できない。
つまり。
ゼロからイチは出力できない。
人はゼロからイチを生み出せるし、それを生業とされている方もいる。
奪われるか?
残り続けるか?
代わりがあるか?
代わりはないか?
それだけの違い。
~12月27日のスレッズより