思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

欠如

昔、パソコンメーカーのサポート業務をやっていた時に、その部署の部長が「動かないパソコンをリモートで繋いで直せないのか?」と。
パソコンが動かないからサポートへ問い合わせてきているってことに、まるっきり想像が及ばない。
そんなものよ。世の中。

被災地に送られて来る食材に、冷凍保存の物があって廃棄されている、と言う記事を見た。
送る側は善意でも。
受け取る側は、電気も来ていなかったり、電気が来ていても冷凍設備がないとか。
いくら送る側に善意があっても、想像力が足りないと、と言うお話。

あと、期限切れの飲料水が大量に届けられたってのも読んだ。
悪意なのか?
善意なのか?
それは分からない。
届けた人にしてみれば、日々ギリギリの生活を送っていて、期限切れの物で食い繋いでいるのかも知れず。その人にしてみればなんとか役に…と思った可能性は捨てきれない。
ただ。
やはり期限切れは期限切れ。非常時でも、受け入れられ無い物もある。
足りないのは、物…よりも、想像力と配慮。
そんな気がする。

物に囲まれた人は、囲まれた物からの見方。
物に事欠く人は、事欠いた状態からの見方。
良いとか悪いとか、そんな単純な話じゃなく。
知らないのが、さ。。。


~1月11日のスレッズより