思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

今どきの世の中は、

割となんでもかんでも通信で繋がっていたりするけれど。
通信ってのは、一般の人が目にするのは、目の前の機器だったり、街中の電柱や携帯の基地局くらいまでだろうか。
基地局の中にある機器が、何年くらい前から稼働し、何年先まで使われるか?なんてのは、考えもしなさそうだけど。
旧くなった機材をメーカーが今も作っている筈もなく、代替品は修理上がり品だったり使わなくなった箇所からの転用だったり、と。十年、十五年前の機材が今も現役。
通信屋に限らず、インフラなんてのは何十年も前のが今も使われている訳だし、水道管が鉛ってのはまだまだ残っているし。
公共工事って言や新規にぼかり目を向けられるが、延命、延命、延命でなんとか維持されている方にも、もう少し予算や人を補わないと、いずれ限界都市となるのにな。
まぁ、限界都市の前に、限界国家なのかも知れんが。

「もったいない」って言葉の裏には、維持管理諸々、相応の技術が必要な訳で。
それらもひっくるめてSDGsじゃないのかい?
まぁ、いいけど。

通信業界に限らないと思うけど。
以前は、問題が発生した時、現場からは上に報告をあげている…ことの方が多かったのだけど。
ここ数年、やたら感じるのは。
報告をあげても、報告を受けた側がその内容を理解できないのかしたくないのか、問題と認識されない事が多々ある。
やっとのことで報告先の担当者に、事の重大さを理解させても、その上が理解しないとか、揉み消すとか、そんなことが多々。
原発に限らず電力業界も、案外と案外なんじゃないかなぁ…。

去年も大手通信企業の回線が途切れて、総務省の方々からいろいろと指導が出ているようだけども。
総務省の方は現場の実態を知る気がないのか、現場から総務省へ報告する窓口の一つさえない。
関連する部署を虱潰しにあたり電話口に出た担当者へなんやかんやと説明して「何処へ報告すれば良いか?」と確認した時は、「うちの案件じゃないし、何処の部署かも分からないから代表へ…」と。
まぁ、こんなものよ。
日本の行政なんてのは。


~1月13日のスレッズより