思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

メジャーゆえのマイナーなお話

原発が危険で、ガスや石油の火力発電所が安全で。だけど石炭火力はダメ?
基準が、曖昧過ぎないか?

そして、短絡的過ぎないか? ちゃんとデータと睨めっこした上での発言なのか知らん?
ただの感情垂れ流しでは無いと、言い切れるのかな?

確かに、放射性物質から出る放射線は危険よ。とっても。
じゃぁ増え続ける二酸化炭素は、どう抑えるのか?
現時点で!目に見えない危険性は、どちらもあるのに。

自然エネルギー発電はコスト云々と聞くけれど、確かにあれは諸刃の剣。だけど、環境破壊は地球規模で見れば限定的だし、費用対効果でみれば火力発電よりずっとマシ。
でも拡がらないのは、国が政府が本腰を入れないからでしょ。
結局は利権だものね。
そ~ゆ~意味じゃ、脱石油が進まないのは

石油メジャーが絡んでくるものね。
GAFAは時の政府に上手く入り込んでいないから、叩かれる材料になっているけれど、メジャーはすっかり潜り込んで久しいから、それこそ叩く以前に話題にすら上げようとしない。
脱石油へ向かったら、現時点で経済的に一番困るのはメジャーだものね。きっと。

でもさ、彼らだって愚かではないし。
そもそもの産油国だって、いつまでも資源頼りじゃ成り立たないことを承知している。いるのだけど、国内の政治バランスが、ね。その辺りは歴史を紐解けば、わんさか問題点が出て来るだろうけどね。
それよりも目下の課題は、環境汚染と環境破壊なのよ。

いや、でも、ホント。
私自身は、いずれ原発は不要にしたいと思っているのよ。放射性廃棄物の管理問題が解決しない限りは。
でもね、増え続ける二酸化炭素の排出量を減らすには、短期では脱石油の効果が大きい。
そもそも、さ。
なんで二酸化炭素の量が問題なのか。解っている人はどれくらいいるのだろうね?

凄~く大雑把に言えば、二酸化炭素を酸素に変えてくれているのは植物。その植物が二酸化炭素を酸素に変えられるのにも限界があるのよ。
空気中の二酸化炭素濃度が、一定の閾値を超えた時、植物は二酸化炭素を酸素に変えなくなる。
その臨界点まで、あと数十年はかからない。

二酸化炭素の温暖化効果?
それも問題よ、確かに。でもそれと同等に、植物の光合成が可能な二酸化炭素濃度についても、もう少し触れて欲しいのよね。マスメディアには。今ならネットもかしら?
でも、殆ど目にしないのが実態。
人間ってのは、解り易き物事へ流れるから、しゃぁないっちゃしゃあないのかも知れないけど…。

話は少し変わるけれど。
²ɡreːta ²tʉːnbærj さんを叩く大人の脳みそは、きっと、金銭と私欲に漬かり過ぎているのよ。
リスクってのは、その時が起こる「かも知れない」ことに先手を打って対応することで、その時が来た時に対処することではないのに、さ。

時が来ても起こらないなら、それに越したことはない。
けれど、事が起きた時に対処出来ないとしたら、それは愚の骨頂…ではないのか知ら?
結局、さ。
強引な発想だと思うのだけど、昨夜の信仰の話と一緒よ。
自らの恐怖から解放されたいが為に、自らの思考を停止させる。それが一番!楽だから。

私の子供時代は70年代。アポロが月へ到達し。科学が未来を変えると本気で信じていたの。
大人になって分かったのは、未来を変えているのは…、と言うか変えないでいるのは権力を持ってしまった者達の「欲」そのものだと。

70年代当時。科学少年に示された21世紀は、水素を主体としたクリーンエネルギーの世界だったのだけどね。事実、ポルシェ計画もあったのになぁ…。
あの計画が消えてしまったのは、あくまでも私の憶測だけど、利権絡みで消えたのだろうね。たぶんね。
関係ないけど、水素水なるものが世に出回っているけどさ。
あれは、とんでも科学ですから!w

それはさておき。
水素エネルギー社会実現化のカギは、誰が握るのかな?
今の石油メジャーでもイイんだけどな。利権を貪ろうと推し進めてくれるなら、ね。差し迫った地球環境の悪化を少しでも遅く出来るのなら、ね。
環境悪化の真の敵は、人の欲望だものね。
無関心ゆえの無知。そして目先の快楽。

人って、愚かだよねぇ…。
とカチャカチャと、化石エネルギーを使って生み出された電気をバンバン!使って、思考を垂れ流している私も、地球環境悪化の一因。
あゝ、自己矛盾。w

 


~~12月30日の呟き