思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

「因果応報」。

この言葉の問題点は、以前書いた。
一番最初に殺された者は、何の罪を背負ってうまれたのか?
そもそも、一番最初に生まれた者は、生まれる以前、つまり前世がない。
前世の行いが後世に、という前提条件が成り立たない以上、因果はないし、応報もない。

だいたい、さ。
生まれてすぐ虐待され潰えた魂を前にして、「因果応報」と言える?
お釈迦様でも、言わないと思う。

熱湯を数分間もかけ続けられて絶命した三歳の子。
「ゆるしてください」と書き遺した五歳の子。
排泄物を持たされ泣き叫ぶ画像を遺した十歳の子。
「因果応報」と。
誰が言えるの?
誰が言うの?


~~11月24日の呟きより