思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

神様、仏様の話。

御話としては興味深いが、それを自分の規範にするか?となると、疑問符しかない。

物事を信じるか?
信じないか?
二択は嫌いだが。
あえて二択とするなら、私は信じない。徹底して信じない。
信じないが、再現性が高く否定できないことは科学として受け入れる。

正しい科学は、数多の否定を乗り越えた事象。
闇雲な肯定で人心を惑わすのは、科学ではない。

信仰する人の、その真摯な思いには惹かれる。
ただ。
なんらかの書にあることだけが真実とするのは、いただけない。

書が、宗祖の言葉を纏めた物だとしても。
編纂されたのは、宗祖が亡くなったずっとあと。
存命の時の言葉が、一言一句違わず記載されていることは、あり得ない。

書を編纂するのが人である以上、そこになんらかの先入観が入ってしまうもの。
科学が、何人何十人何百人もの否定に耐えた上での解が残るのと違って。
先入観と偏りが書として纏められている。それが宗祖の言葉と信じてしまうなら、それはただの盲信。


~~9月30日の呟きより