思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

凸と凹と

奇跡ってのは、起きないし。
放置した問題が、勝手に解決することもないし。
神様がある日突然現れて、世界は幸せだらけのお花畑、ってこともない。
さてさて。
なんで「ない」のかな?

カミサンが家事諸々が思うように進まずキレ気味に
「あれもこれも、みーんなやらなくていい?」
…と、あまりに、しつこく言うから、
『代わるから。その代わりフルに働いて、朝晩は家事の手伝い、休日は車や壊れかけた家電のメンテをやってみ』
…そう、返してしまった。
大人気ない。←ジブン

誰にだって、得手不得手はある。
できないことをやれってのは、無理難題。
できる人ができることをやり、互いに補えれば、多くのことは、それでなんとかなる。

日本の労働市場に80点主義を持ち込んで、そら平均点を上げるのには成功したかもしれんけど。
平均は平均。
尖ったものづくりができない国は、いずれ追い付かれ。
そして、追い越されつつあるのが、今。

ファンタジーRPGでも、シミュレーションものでも、やったことのある人なら分かると思うが。
なんでもそくこなす80点主義のパーティよりも、一芸に秀でる尖った才能を寄せ集めた方が、ゲームの進捗は捗るのよ。

足りない能力を個人の努力で補うのって、さ。
それ『社会』じゃないし。
足りない力は足りてる人から。足りてる人は足りない人へ。
これが『社会』。

『社会』は、大勢の集まり、だけじゃないよ。
少人数でも『社会』。
家族だって。
夫婦だって。
兄弟、姉妹だって。
『社会』。
貸し借りすりゃいいのよ。

なんでもかんでも平均値を求めたところで、全てがそつなくこなせるなんて、みんながみんなできないっしょ。
オールマイティの平均値を求めるから、できない人が困惑するのよ。


~~6月12日の呟きより