思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

主語は『人類』

自分。地球温暖化というか灼熱化の問題を本気で考え始めたのは温室効果ガスとしてのフロンが取り上げられた頃で。
フロンの規制でどうにかなるのか?と思っていたけれど、今日、温室効果を齎すガスはフロンだけじゃなく。二酸化炭素やメタンや他にも幾らでも…。
ってことはつまり。
温室効果ガス“だけ”を抑制したところで、温度は上昇する。
じゃあ。
温度をばら撒いているのは何か?
人類の経済活動や日常生活諸々なのは確かで。
温暖化の直接の原因である温度、つまり熱をどうにかしない限り、温室効果ガスだけ抑制しても、温暖化は進み続ける。
十年くらい前から、熱の問題をちょいちょい言っているのだけど、広まらない。
まっ、環境の話題なんて最初はいつもこんな感じだから、息が続く限り言うさ。

七十年代には。
エネルギー問題を意識して脱石油、と。
八十年代から。
原発はヤバイ、原発は欠陥だらけ 、と。
九十年代から。
二酸化炭素の排出を抑制しないと、植物が二酸化炭素を酸素に変えられる閾値の限界が二千三十年代初頭に達する、と。
社会に波紋が届くのなんて、ず~~~っと後。
茹で蛙なのなのよ。みんな。
もちろん、自分も含めて。

ちなみに。
問題提起だけじゃなく、解決策に繋がるであろう考えも、時折、呟いてます。
提起するのは簡単。
解決“する”側に回るのは、なかなか。だもの。

地球沸騰化を可及的速やかに止めるためには、化石燃料の利用は悉く止める必要があって。
発電はどうするか?となった時に、ベース電源には原子力が必要と考えている私だけど、基本的には原発反対。
今、必要なのは、外部電源を消失してもメルトダウンを決して起こさない安全な原発
ゆえ、『既存の原発は全廃』と言い続けている。

原子力は、決してクリーンじゃないし。原子力利用に伴う廃棄物は、人類の存続とは無関係で、何万年も先でも危険なまま。
その危険な物に縋るしかないところまで、灼熱化は迫っている訳で。
温暖化や灼熱化を御伽噺と笑いたければ笑うがいいさ。
こどもらを焼くわけには、いかんから粛々と。


~12月3日のスレッズより