思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

COP28で首相が、

「徹底した省エネと、再エネの主力電源化、原子力の活用等を通じたクリーンエネルギーの最大限の導入(https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2023/1201cop28_speech.html)」
と発信してる。
原子力ってクリーンエネルギー、だったようで。
ふ~ん。。。

「省エネ」って便利な言葉だから、つい使ってしまうけど。
あれって。
「この方式だとエネルギー効率を今以上高められないから、他で工夫して」
なんだよな。
建前と本音の関係、気を付けないと。

COP28で首相が、の続き。
「省エネ」について言及しているのだけど。
例えば、みんなが使う電気。
あれって、発電所から送電線を使って、途中は省くけど、各家庭に電気が届けられているのだけど。
日本国内における送電に伴うロスって、ざっくり100万kWhクラスの発電所7基分なのよ。7基が生み出した電気は、何処へも届かず熱に変わっているの。
他には、車やバスに乗る人って割と居ると思うけど。
内燃機関(いわゆるエンジン)のエネルギー効率はどんなに高くても4割程度。巷の車は平均して7割を熱として大気中に棄てているし。
エネルギーの無駄を省くのが「省エネ」と思っている人は多いと思うけど、経産省の説明は「エネルギーを効率よく使うこと」で。
それならさ。
エネルギーを熱として棄ててしまう仕組みを減らすのが、省エネでしょ?
電気なら地産地消、遠くの発電所ではなく身近な太陽光や風力、水力の発電だし。
車なら内燃機関を止めて電気にすれば、エネルギー効率は9割だから、無駄になるのは1割程度。飛躍的な省エネが実現。
でも世の中、効率を良くしようとしていない…ようにしか見えない。
何故かしら?


~12月3日のスレッズより