思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

いつか見る世界

90年代の初め、日本の泡経済が吹き飛ぶ頃。
「これからは中国の時代だ」
と言って笑われたが。
笑っていた連中は、今頃、何しているだろうか?

2000年代の初め、世界のITバブルが吹き飛んだ頃。
「これからはアフリカの時代だ」
と言って、白い目で見られたが。
見ていた連中は、今も鼻息が荒いのかな?

世紀が変わる頃だったか。
その頃は派遣の技術屋だったのだけど、派遣元の企業から次はどの職種が希望か?と問われて。
「ロボット開発」
と応えていたのだけど、まるっきり案件がなかったんだよな。
ロボットって言や、産業ロボットくらいしか頭に無かったのかどうかは知らんけど。
なんか、ね。

技術の事を学び続けていると、二十年先の産業や地域の隆盛くらい、朧気でも見えるものだと思うのだが。
まっ。
次の二十年を、この目で見ることは無いだろうが。

MicrosoftはChatGPTを手に入れて延命できたが、その先はなぁ…。
Googleは、、、
と考え直してみたが、勢いも目新しさも、ここ数年からっきし。
Amazonの派生物は面白いが、独自性は微妙。それでも二十世紀のSFにあったようなアイディアを具現化してくれているのは、面白いっちゃ面白い。
Appleジョブズ氏の隠し球を、あとどれくらい持っているのか?それに尽きそうで。
この先。
まるっきり新しい仕組みを生み出せるとしたらアメリカじゃなく、インドなんだろうな。


~1月12日のスレッズより