思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

IT関連業界歴にどっぷりだからか。

企画、開発、試作、営業、サポート、保守、諸々、、、と。上流から下流までの全てに関わったがゆえに、大概のことは見聞きしてきた。
それでも分らないことも多いから、あちこち確認するのだけど。
ホント!問い合わせ先が判らない事が多くて辟易。
法的や職業倫理に触れるから、とあるデータベースを探して…なんてのはしないけど、マジで探したくなる事象が多数。
ゆえ。
情報漏れって営利目的じゃなくても起こるんだよな。…と他山の石を眺めつつ。

ものづくりに限らず、発想から成果物の提出までってのは、全工程を知っている者が居るか居ないかで、物凄く速度感が変わるんだよな。
商品なら調査から購入後の保証までとか、新しいネットサービスなら発想から提供後に見込まれる他のサービスとの連携とか。
日本のものづくりは細分化したことで洗練されたのかもしれないが、速度感は泡経済の頃が一番速かった気がする。(あくまでも気だけ…)

極論だろうが。
企業なんてのは、上に行けば行くほど、抽象的な舵取りで。
現場で起こる具体的な対応の可否は、現場に任せれば速度は上がるのよ。
現場から離れたところが決定権を握るから、速度は低下。
「ビジネスにスピードを!」とか謳う人たちは、判っているのだろうけどね。きっとね。

もしも3.11が、自民党政権下の時に起こっていたら?
少なくとも原発は稼働し続けているだろうな。
と、すると。
自然エネルギー政策なんてのはありもしないし。
あと、メチャクチャな復興増税はあったろう。
なんか、今以上に破茶滅茶な時代しか見えない…。

個人的な思惑はさておき。
竹中氏からパソナグループを叩く人たちの批判やら何やらを追っても、個人や企業への文句で終わっていることが多いのよね。
なんで、派遣産業が巨大化したのか?とか。そもそも日本で派遣を事業化したのは誰か?とか。その起業者を支援したのは何処の組織か?とか。
そもそも、日本の法律で派遣はどのように扱われていたか?とか。
その辺りに触れているのは皆無。
「クサイ臭い」を絶たなかったから、今があるのに…。


~11月11日のスレッズより